単にお酒を飲むための店なのではない

2016.5.11|居酒屋

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35-08

平たく言えば、宴会をやるための場所を提供している店、といってしまってもいいのかもしれません。というよりも、お酒を飲みながら友人や同僚といった人たちが集うための店、といった方がいいでしょう。

これが、居酒屋といわゆる飲み屋との違いであるとも言えます。ただアルコールを飲みたいという場合には、独りではなく何人かであっても居酒屋には行かないでしょう。

そのことは、こうした店には椅子席であれ、座敷であれ、多くの人が共に飲食することのできるスペースが用意されていること、からもよくわかります。居酒屋というのは、のみお酒を飲むための店なのではないでしょう。

では、どのように違っているのかと言えば、お酒を飲むことそのものが目的になっているような店が飲み屋であるのならば、お酒というものを仲立ちにして人々が集い、お酒を飲みながら共に飲んでしゃべって歌ってという宴のための場、すなわち宴会のための場が居酒屋であるということです。そうした場合には、飲み屋や、スタンドバーなどといった飲むための場に行くのではないでしょうか。

この点では、ビアホールや夏場のビアガーデン、などといった場とも共通しているのですが、要は宴会のための場なのであり、お酒はそのために不可欠なものではあっても、あくまでもその宴のための媒介物であるということです。飲み屋も居酒屋も総じて言えば酒場ということになるのでしょうが、この両者にはお酒という共通点はあっても、その店としての性格が違っているのです。

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